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聾する

ろうする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
1
標準
to deafen
文例 · 用例
耳を聾する亂調に入興ありたる擧動やお竹つらつら思ふ樣こは夕暮を酒にして主人の笑を見んと也忠義ぶりなる店の子が賢かりける可笑しさよ。
萩原朔太郎 煤掃 青空文庫
耳を聾するような音と、眼を眩するような光の強さはその中にかえって澄み通った静寂を醸成する。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
可恐しきものの巌を切る音は、肝先を貫いて、滝の響は耳を聾するようであった。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
近く聞けば水の響は、実に耳を聾するばかりであった。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
耳も聾するばかりのその怒号、吼哮。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
美奈子は、自分の眼が直ぐ盲になり、耳が直ぐ聾することを、どれほど望んでいたか判らなかった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
美奈子は、自分の眼が直ぐ盲になり、耳が直ぐ聾することを、どれほど望んでゐたか判らなかつた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
二人はそれから權作老爺の許へ行つて、二人前の風呂敷包を預けたが、戸外の冷やかな夜風が、耳を聾する許りな蟲の聲を漂はせて、今夜限り此生れ故郷を逃げ出すべき二人の娘にいう許りない心悲しい感情を起させた。
石川啄木 天鵞絨 青空文庫
作例 · 標準
ライブハウスに一歩足を踏み入れた途端、耳を聾するばかりの爆音が全身を激しく揺さぶった。
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離陸するジェット戦闘機の耳を聾するような轟音に思わず立ちすくみ、両手で耳を塞いだ。
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落雷と同時に耳を聾するようなすさまじい音が響き渡り、停電で部屋は真っ暗になった。
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