麦隴
ばくろう
名詞
標準
field of grain (not rice)
文例 · 用例
) 船中望伊山(船中に伊の山を望む)風急舟行疾、伊山望裏遷、岸頭連麦隴、看訝鋪青氈。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
) 白耳義車行(白耳義車行)麦隴連蘭野、無涯白義州、車窓春雨暖、風過緑将流。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
ところがよほど見分けにくい馬と見えて、名高いばくろうの名人でも、やはり首をかしげて考え込むばかりでした。
— 楠山正雄 『姨捨山』 青空文庫
そこでばくろう(馬売買の商人)がやって来て、細かく雌牛のルセットをいじくり回した。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
「後ろへ回って、たたき出せ」とばくろうはわたしに言って、首の回りにかけていたむちをわたした。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
それで往来へ出ると、ばくろうはルセットを車の後ろにしばりつけた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
このまえ、ばくろうが来たときも、こんなふうであったことを、わたしは見て知っていた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
幸いにわたしたちはたびたびおおぜいの百姓やばくろうに行く先の村むらで出会うので、それを知るのはむずかしくはなかった。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫