毛穴
けあな
名詞頻度ランク #24506 · 青空 192 例
標準
pore (of the skin)
文例 · 用例
佐竹の顔は肌理も毛穴も全然ないてかてかに磨きあげられた乳白色の能面の感じであった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
が、寢そけてしまつた私の頭の中は變に重く、それに寒さが加はつて來てゾクゾク毛穴がそば立つのが堪らなく不愉快だつた。
— 南部修太郎 『一兵卒と銃』 青空文庫
ただ身体中の毛穴から暖かい日光を吸い込んで、それがこのしなびた肉体の中に滲み込んで行くような心持をかすかに自覚しているだけであった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
だから今でも実さんが舞台に立つと臓腑がキリキリと巻き締まって、毛穴がピッタリと閉じるのが眼に見えるように思う。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
憎みに力を添えられて辛うじて座禅の形を続けていると収縮した毛穴から干からびた皮膚へ油汗がたらたらと押し出て全身が痛いようだった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
ほぼ一町もあるという、森の彼方にどうどうと響く滝の音は、大河を倒に懸けたように聞えて、その毛穴はここに居る身にもぞッと立った。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
……これが生得絵を見ても毛穴が立つほど鼠が嫌なんだと言います。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
長い間、雨の中を傘なしで歩いて来たので、下着を透して毛穴まで濡れていた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
作例 · 標準
洗顔後、毛穴が引き締まって肌がすべすべになった。
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鼻の周りの毛穴の黒ずみが気になる。
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この化粧水は、毛穴の奥まで潤いを与えてくれる。
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