藪茗荷
やぶみょうが
名詞
標準
文例 · 用例
次いで稲生若水、小野蘭山などの学者が出て、今度は杜若はカキツバタでもまたハナミョウガでもなくこれはヤブミョウガ(ツユクサ科)であらねばならぬとの新説を立てた。
— 牧野富太郎 『カキツバタ一家言』 青空文庫
そして右はこれら景仰せられた一流学者のしたことでもあるので、その後多くの学者はみな翕然としてその説に雷同し、杜若はヤブミョウガであるとしてあえてこれを疑うものはほとんどなかった。
— 牧野富太郎 『カキツバタ一家言』 青空文庫
なんとならばこれは杜若を同じショウガ科のアオノクマタケランに当てた正説に最も近く、これをかのカキツバタだのヤブミョウガ(ツユクサ科の)だのに当てた説に比ぶればずっとその洞察が優れているからである。
— 牧野富太郎 『カキツバタ一家言』 青空文庫
次で稲生若水、小野蘭山などの学者が出て、今度は杜若はカキツバタでもまたハナミョウガでも無くこれはヤブミョウガ(ツユクサ科)であらねばならぬとの新説を立てた。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
そして右はこれら景仰せられた一流学者のした事でもあるので、その後多くの学者は皆|翕然としてその説に雷同し、杜若はヤブミョウガであるとしてあえてこれを疑うものはほとんど無かった。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
杜若と誤認せられたハナミョウガ杜若と誤認せられたヤブミョウガ しかるにその後、岩崎|灌園がその著『本草図譜』で右先輩の説を覆えし、この杜若なる植物はアオノクマタケラン(ショウガ科に属し支那と日本とに産し暖地に見る)であるとの創見の説を建てたが、これは蓋し一番穏当な観方である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
何とならばこれは杜若を同じショウガ科のアオノクマタケランに充てた正説に最も近く、これを彼のカキツバタだのヤブミョウガ(ツユクサ科の)だのに充てた説に比ぶればズットその洞察が優れているからである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
小野蘭山の出た本草学の爛熟時代になって杜若はカキツバタではなく、ヤブミョウガだと言出した。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫