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議政官

ぎせいかん
名詞
1
標準
文例 · 用例
そこでも市民たちは、やはりみんなの間からいくたりかの議政官というものを選んで、その人たちにすべての支配を任せていました。
鈴木三重吉 デイモンとピシアス 青空文庫
或とき、その議政官の一人にディオニシアスという大層な腕ききがいました。
鈴木三重吉 デイモンとピシアス 青空文庫
ディオニシアスは、もとはずっと下級の役に使われていた人ですが、その持前の才能一つで、とうとう議政官の位地まで上ったのでした。
鈴木三重吉 デイモンとピシアス 青空文庫
それでだんだんにほかの議政官たちを押しのけて、町中のことは自分一人で勝手に切り廻すようになりました。
鈴木三重吉 デイモンとピシアス 青空文庫
しかし、市民もほかの議政官も、彼の暴威に怖れて、だれ一人面と向って反抗することが出来ませんでした。
鈴木三重吉 デイモンとピシアス 青空文庫
其錦旗を飜して東海道に下向し、山の如き関東の勢を物の数とせざりしが如き議政官に上局下局を設けて公議輿論を政治の標準とし、世界第一の民政国たる米国に擬せんとせしが如き政治的冒険の花々しく、恐ろしく、快絶奇絶なりしが如く、当時の思想界の冒険も亦孟賁をして後へに瞠若たらしむる程の勢ありき。
山路愛山 明治文学史 青空文庫