公傷
こうしょう
名詞
標準
occupational injury
文例 · 用例
さう云へば会社は公傷の取扱にしないで済むからだ。
— 葉山嘉樹 『工場の窓より』 青空文庫
労働時間の制定、労銀増額、公休日、出帆、入港は翌日休業、公傷、公病手当の規定及び励行、深夜サンパン不可、などが乱雑に書かれてあった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
七、公傷、公病に対しては、全治まで本船において、実費全部を負担し、月給をも支払うこと。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
要求条件は、労働時間と、労銀増額と、公傷病手当の三つは完全に利害をファヤマンの方と一致した。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
公傷病手当の規約については、直ちに実行するのは、もちろんであるが、ボーイ長の手当は、その新しく決定された規約によってなすこと、を忘れないように交渉すること、これも、その通りに決定した。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
そればかりか、「健保」が施行されてから、会社は職工の私傷のときには三分の二、公傷のときには全額の負担をしなければならないのをウマク逃れてしまっていた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
落盤のために横死するものがあっても、公傷だとすると手当が多く要るのでわざわざ死骸を坑外に運ばせ不注意の結果、堅坑に落ちたことにして、ごまかすことはいつものことであった。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
だって、挺身隊に出て働いてる最中に空襲を受けて眼をやられたのだから、俊子さん、りっぱな公傷でしょう?
— 三好十郎 『その人を知らず』 青空文庫
作例 · 標準
パトロール中に不審者と揉み合いになり怪我を負った警官は、公傷として認められ療養に入った。
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相撲界では、本場所の取組中に負傷した場合、公傷制度によって番付の降下を免れることができた時期がある。
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業務上の過失がなかったことが証明され、彼の負傷は正式に公傷として処理されることになった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
公傷(こうしょう) 公務の最中に負った怪我のこと。一般的に各種保障や保険制度の対象になる。 ⇔ {\displaystyle \Leftrightarrow } 私傷 大相撲における公傷は公傷制度を参照。
出典: 公傷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0