様疑
ようぎ
名詞
標準
文例 · 用例
それは「大天使ミケル」が龍と闘つてゐる黙示録の中の一図で、むろん基督教に関係のある物ではあるが、直接耶蘇の生涯を題材にしたものではないので、単なる異国の美術品として、門外漢に見せても直ぐ様疑られる惧れのある品ではなかつた。
— ――一名南蛮鋳物師の死 『青銅の基督』 青空文庫
が、若し這麼事を女主人にでも嗅付けられたら、何か良心に咎められる事があると思はれやう、那樣疑でも起されたら大變と、彼はさう思つて無理に毎晩眠た振をして、大鼾をさへ發いてゐる。
— アントン・チエホフ Anton Chekhov 『六號室』 青空文庫