板橋
いたばし
名詞頻度ランク #18425 · 青空 354 例
標準
wooden bridge (with planks)
文例 · 用例
池には舟板橋を渡せり。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
この谷は、しばらくは、一方は截っ立った崖で、一方は森の下道である、そして板橋一つで、向う岸へ往ったり、こっちへ来たりするので、橋が多い、その板橋を渡る時には、いつも冷たい風が、上流の方から吹いて来る、それは雪を含んで来るのでなければ、氷のように冷たい水のおもてを吹いて来るからであろう。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
一人は近景に黍の行列を入れ一人は溝に架つた板橋を使つて居た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
九月三日 (月曜) 曇後雨 朝九時頃から長男を板橋へやり、三代吉を頼んで白米、野菜、塩などを送らせるようにする。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
小さい流れに板橋の架かっている橋のたもとの右側に茶店風の藁屋の前で俥は梶棒を卸した。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
畦川が流れていて、濁った水に一ひらの板橋がかかっていた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
その後にもう一度、今度は浦和から志木野火止を経て成増板橋の方へ帰って来るという道筋を選んでみた。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
伯母の夫は、足駄をはいて、両手に一俵ずつ四斗俵を鷲掴みにさげて歩いたり、肩の上へ同時に三俵の米俵をのっけて、河にかけられた細い、ひわ/\する板橋を渡ったりする力持ちだった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
作例 · 標準
渓流に架かる簡素な板橋を渡ると、対岸にひっそりと佇む小さな祠が見えてくる。
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長年の風雨にさらされた板橋は、一歩踏み出すたびにミシミシと不穏な音を立てた。
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庭園の池に緩やかな弧を描く朱塗りの板橋が架けられ、空間に風雅な趣を添えている。
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「この先の古い板橋は、板が腐っていて底が抜ける恐れがあるから、絶対に渡っちゃだめだよ」
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ウィキペディア曖昧さ回避
板橋(いたばし、いたはし、ばんきょう) 元来「板材を用いた橋」のこと。
橋名
- 板橋 (石神井川)(いたばし) — 東京都板橋区にある旧中山道と石神井川との交点に架かる橋。
地名
- 板橋 (つくばみらい市) — 茨城県つくばみらい市の地名。
- 新里町板橋 — 群馬県桐生市の地名。
- 板橋 (板橋区) — 東京都板橋区の地名。
- 板橋 (小田原市) — 神奈川県小田原市の地名。
- 板橋 (札幌市) — かつて北海道札幌市白石区で開拓が試みられた地区。
- 板橋街道 (南京市)- 中華人民共和国江蘇省南京市雨花台区にある街道。
- 板橋街道 (連雲港市) — 中華人民共和国江蘇省連雲港市連雲区にある街道。
自治体名
歴史上の固有名詞
- 板橋郷 — 武蔵国豊島郡にあった地名。現在の東京都板橋区南部。
- 板橋宿 — 中山道の宿場町。
- 板橋宿 (日光例幣使街道) — 下野国都賀郡にあった日光例幣使街道の宿場町。
- 板橋藩 — 現在の栃木県日光市板橋にあった藩。
人名
関連項目
出典: 板橋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0