小潮
こしお
名詞名詞-の形容詞
標準
neap tide
文例 · 用例
小潮の時なら知らんこと、いい潮に出ているのに、二日ともちっとも釣れないというのは、客はそれほどに思わないにしたところで、船頭に取っては面白くない。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
また譬へば長潮や小潮たらんとする時に當つて、たま/\生じたる高潮の如きものである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
また例えば長潮や小潮になろうとする時に当たって、たまたま生じた高潮のようなものである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
その内に天候、風と雨、月と潮の関係が解り、大潮の上ゲ、小潮の下ゲ、南風の時は何処、東風では釣れぬ、そよそよ北風がよい、その他雨上り、水の濁り、曇り工合、又朝夕のマヅメ時――といつた状況が会得されてくる。
— 佐藤惣之助 『日本の釣技』 青空文庫
然し自然はなかなか意地悪く出来てゐるから、明日は日曜だから出掛けて見ようとすると、風だつたり雨だつたり、莫迦に天候がよいと思ふと小潮や潮変りで、一日海流がのたりのたりしてゐたり、或は出水で瀬が濁り、よい釣場には先着者があつたり、なかなか思ふ様には行かぬものである。
— 佐藤惣之助 『日本の釣技』 青空文庫
雨のそぼ降る日など、淋しき家に幸助一人をのこしおくは不憫なりとて、客とともに舟に乗せゆけば、人々哀れがりぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
わさび田ここになさんとて、 枯草原にこしおろし、たばこを吸へばこの泉、 たゞごろごろと鳴り申す。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
お金がなくなると、また仕事をして、すこしお金がはいると、遊ぶ。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
作例 · 標準
今日は小潮なので、潮の干満の差が小さい。
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小潮の日は、釣りの魚が釣れにくいと言われている。
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月と太陽の引力の影響で小潮が起こる。
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