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蓮糸

はすいと
名詞
1
標準
文例 · 用例
そして化尼に導かれて蓮糸の曼陀羅を織る。
中谷宇吉郎 『死者の書』 青空文庫
一人の見知らぬ比丘尼が彼女の側に立って、百駄の蓮茎を注文し、自ら蓮糸をとった。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
天女のような一人の美女が、その蓮糸から美しい曼陀羅を織り出した。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
すなわち蓮糸で織ったということは嘘なのである。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
しかし蓮糸で布が織れるものでないということは、昔の人にも明らかなことであったろう。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
蓮糸でなくてはならないのは幻想の要求である。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
蓮糸で織ったことが嘘であってもこの幻想の力は失せない。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫