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嗜眠性脳炎

しみんせいのうえん
名詞
1
標準
encephalitis lethargica
文例 · 用例
電車はコムし書物はよごれるしで、オツユの出る弁当箱は持てないし、嗜眠性脳炎がまた流行っているので、一寸風邪を引いても医者に見せなくちゃならないし、五十円や百円の仕送りでは人間らしい気持ちで勉強は出来やしない……」 承われば一々御尤も千万であるが、さて街頭に立って諸君の生活振りを拝見すると……。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
〔欄外に〕 Yの妹の良人神沢という人嗜眠性脳炎の由。
一九二五年(大正十四年) 日記 青空文庫
百間全輯を刊行するなどは、まるで嗜眠性脳炎の病菌を無際限に播布するみたいなものである。
百田宗治 百鬼園讃 青空文庫
笑い草ですが、余り頭が苦しくて昏々と眠るからね、もしかしたらこの頃流行の嗜眠性脳炎ではないかと思って、もしそういう疑いがあれば正気なうちにあなたに手紙を書いて置こうと思ったの。
一九三六年(昭和十一年) 獄中への手紙 青空文庫
どう見ても我々の世代における新しい病気であり今日までこの嗜眠性脳炎は他の動物への感染に成功していない。
――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 ネズミ、シラミ、歴史 青空文庫
これは狂的なケンカ、踊り、浮かれ騒ぎ、で始まり昏睡に進行し多くの場合に死亡し生存者は嗜眠性脳炎の後遺症である「パーキンソン症状群」に似た永続性の震えが残るものであった。
――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 ネズミ、シラミ、歴史 青空文庫
14日目に回復したときに麻痺が残ったかどうか記載は無いが全体的な症状から急性前角灰白髄炎(小児麻痺)または新しい病気と考えてきた嗜眠性脳炎かも知れない。
――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 ネズミ、シラミ、歴史 青空文庫
作例 · 標準
1920年代に世界中で流行した嗜眠性脳炎は、多くの人々に後遺症を残した。
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嗜眠性脳炎の患者は、まるで彫像のように動かなくなることがあるという。
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映画「レナードの朝」は、嗜眠性脳炎に罹った患者たちの治療記録が元になっている。
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ウィキペディア

嗜眠性脳炎(しみんせいのうえん)は流行性脳炎の1つ。1917年にコンスタンチン・フォン・エコノモによって報告されたことから、エコノモ脳炎ともいう。

出典: 嗜眠性脳炎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0