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左隅

ひだりすみ
名詞
1
標準
left-hand corner
文例 · 用例
向ふの左隅には小さな机があつて、その上に秋海棠のやうな薄紅い草花の咲いた鉢を乗せてあるのが見えた。
田中貢太郎 青い紐 青空文庫
「人が見たつて好いさ、別に違つたことをするんぢやないよ、」 童顔の男は笑ひながら左隅の軒下へ行つて、五分近くもゐてからのつそりと入つて来た。
田中貢太郎 青空文庫
「何杯食つたかね、」「今度つけたら三杯目でございます、」「では、もう一杯やらうか、」 省三は茶碗を出して飯をついで貰ひながらまた箸を動かしはじめたが、膳の左隅の黒い椀がそのまゝになつてゐるのに気が付いて蓋を取つてみた。
田中貢太郎 水郷異聞 青空文庫
「おい、なにをしているのだ、待ちかねたよ」 友人は左隅の卓に寄ってビールを飲んでいた。
田中貢太郎 妖影 青空文庫
むこうの左隅には小さな机があって、その上に秋海棠のような微紅い草花の咲いた鉢を乗せてあるのが見えた。
田中貢太郎 青い紐 青空文庫
「何杯目だろう」「今度おつけしたら、三杯でございます」「では、もう一杯やろうか」 省三は茶碗を出して飯をついで貰いながらまた箸を動かしはじめたが、膳の左隅の黒い椀がそのままになっているのに気が注いて蓋を除ってみた。
田中貢太郎 水郷異聞 青空文庫
住所を、駿介は、名刺の左隅の方に、小さくペンで記しておいたのだつた。
島木健作 生活の探求 青空文庫
なお、庭に面した側には窓が一つしかなく、それ以外には、左隅の壁上に、換気筒の丸い孔が、ポツリと一つ空いているにすぎなかった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
作例 · 標準
部屋の左隅に、読みかけの本が積んであった。
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駐車場では、いつも左隅のスペースに車を停めている。
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彼はその絵の左隅に、自分のイニシャルをサインした。
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