苦労性
くろうしょう
名詞名詞-の形容詞形容動詞
標準
nervous temperament
文例 · 用例
所でラヴェルなんてバッハが見たら苦労性なデコラトゥールだ。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
苦労性の妻君が余りに赤坊の泣き声が変なので庭を横切つて来てそこから覗いてゐる所だつた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
「どうせ、安つぽいお調子屋ばかりの感情家ばかりの世の中だからそれ程苦労性にならなくつたつて。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
父は往診して他人といふ無責任な人達にもてなされて帰つて来ると苦労性な皆が不快だつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
「だつてね、太つたくせに顔の陰が尖るつて質の女は一度ツンとすると其の後はもう理由もなしにツンとし通すものだから……」「こいつ大した苦労性だな、気の小さい……」 夕方行くとS子は最も他人行儀を示した。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
少し苦労性な素質の人だと自分の中の悪い方のをより強く共鳴させて痛みを感ずる。
— 寺田寅彦 『スパーク』 青空文庫
昔シナに妙な苦労性の男がいて、天が落ちて来ると言ってたいそう心配し、とうとう神経衰弱になったとかいう話を聞いた。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
俺ら可いてことよと受合って来たけれども、不安心だと見えてあとからついて来たそうで、老人は苦労性だ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は苦労性で、些細なことでも深く考え込んでしまう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は苦労性だから、旅行の計画も完璧に立てていないと不安になるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
もう少し楽天的に生きられたら、こんなに苦労性で悩むこともないのに。
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