事々
ことごと
名詞
標準
everything
文例 · 用例
第一、事々に、真実と虚飾とを篩ひ分ける感情基底を失はずしてあることが既に問題なのである。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
」と言つて、事々に感嘆の辭をもらして居た。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
個人的には親友であつたけれども、思想上では事々に憎み合つた。
— ――詩壇の議論家に捧ぐ―― 『橋上』 青空文庫
今さらその理由を事々しく自問し自答するにも当たるまい、こんな事は初めからわかっているはずである、『マイケル』を読んでリウクの命運のために三行の涙をそそいだ自分はいつしかまたリウクを誘うた浮世の力に誘われたのだ。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
島中を歩き廻って宿へ帰ったら番頭がやって来て何か事々しく言訳をする。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
田舎の小学校のことだから、卒業式の時には尋常三年でも事々しい答辞を級の代表生に朗読させるのが常だった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
長い事々しい警鈴の音、それは勃凸の胸をゑぐつたらう。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
入れちがいにカロラインがはいってきて鶏の無事だったことを事々しく報告した。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
作例 · 標準
日常の事々を日記に綴ることで、自分の感情を整理している。
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身の回りの事々に感謝の気持ちを持てば、世界はもっと明るく見えるはずだ。
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神社の境内に入ると、俗世の事々を忘れて清々しい気持ちになる。
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