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悲劇作家

ひげきさっか
名詞
1
標準
tragic dramatist
文例 · 用例
」 それから彼は、悲劇の出生を説き、最初の悲劇作家の作物を読んだアゼンスの娘達は悲しみのあまり悉く断髪を決行し、続いてこれが喜劇の材料にされた話などをしてゐるうちに漸く療法の利目が出て、さつきとり落した煙草を拾ひあげながら、「その流行の起原はそこに源を発してゐるんだね。
牧野信一 村のストア派 青空文庫
一八九五年(自由劇場没落の翌年)『鋏』を発表して、「問題劇」の復活を前提し、次で『炬火おくり』の舞台的成功によつて忽ち大劇作家の名を擅にしたエルヴィユウは、云ふまでもなくデュマ・フィスの思想的後継者であり、写実的手法より理想主義的傾向への飛躍に於て、やゝ古典悲劇作家の面影を伝へるものと云ひ得よう。
岸田國士 仏国現代の劇作家 青空文庫
この迷信は、変な儒仏流道徳と結びついて、同じ劇作家でも、悲劇作家は紳士らしく文学者らしく、真面目らしく、時によれば「偉大らしく」「神々しく」見られるやうにはなつたが、さて、喜劇作家となると、何処やら、芸人らしく、狡猾らしく、軽薄らしく、つまり「小さく」「俗つぽく」見られる傾きがある。
岸田國士 劇作家としてのルナアル 青空文庫
医学の分野におけるヒポクラテスはホメロスおよびペリクレス時代の悲劇作家、哲学者、歴史家たちに比肩する医学者であった。
伝記による医学史 偉大な医師たち 青空文庫