暇をやる
ひまをやる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to dismiss (an employee)
文例 · 用例
亡者宿の主翁は一両の金と、女に暇をやる証拠の書類を小八に渡した。
— 田中貢太郎 『立山の亡者宿』 青空文庫
しかし表向きに暇をやることはならぬ、兄の遺骨を郷里へ送る途中で仏寺に参詣し、または親戚のもとへ立ち寄ることは苦しからずというのであった。
— 湯屋の二階 『半七捕物帳』 青空文庫
そうした乾児達の健気な働きと、自分に対する心持とを見た忠次は、その中の二三人を引き止めて他の多くに暇をやることが、どうしても気がすすまなかった。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
疲れて居るだらうから、早く寝ろといふ代りに、彼等は、田舎から来て見物したからう、今晩だけ暇をやるから遊んで来いといふ風に言つて呉れた。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
三月二十四日(金曜)晴 風強 きみを、明日にかけて暇をやる。
— 一九二二年(大正十一年) 『日記』 青空文庫
女は好きだが――いいや、女だって、祇園の妓に暇をやるのに、紙屑をすてるようだった。
— 直木三十五 『寺坂吉右衛門の逃亡』 青空文庫
わたしは明日にも店のものに、暇をやる事に決心をした。
— 芥川龍之介 『報恩記』 青空文庫
今に、親類のように親しくなる人が三人や四人は出来るよ」「勝見に暇をやることはいけなくって?
— 海野十三 『赤耀館事件の真相』 青空文庫
作例 · 標準
家業を継ぐことになった若者に、商店の旦那様は笑顔で暇をやった。
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不景気の煽りを受けて、断腸の思いで多くの従業員に暇をやらざるを得なかった。
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「申し訳ないが、今のうちの経営状況では君に暇をやるしかないんだ。」
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標準
to divorce one's wife
作例 · 標準
実家に帰るよう命じられ、彼女は夫から非情な暇をやるという言葉を投げかけられた。
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「あんなに仲が良かったのに、奥さんに暇をやるなんて一体何があったんだ?」
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「嫌だよ、そんな勝手に暇をやるだなんて。私はどこにも行かないわ。」
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標準
to give a holiday
作例 · 標準
「正月休みは少し長めに暇をやるから、田舎へ帰って親孝行してきなさい。」
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よく働く下男の労をねぎらい、主人は特別に三日間の暇をやった。
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「えっ、本当に暇をやるって?やったあ、これで温泉旅行に行けるぞ!」
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