応母
おうはは
名詞
標準
文例 · 用例
何処と云って行くあてはないのだけれども、一応母を連れ出してよく話をしなければならぬ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
いかなる封建性、きたないブルジョア・エロチシズム横行の中にあっても、その蒙昧さによって一応母の愛はその偽善も、バクロされないのである。
— 宮本百合子 『婦人作家は何故道徳家か? そして何故男の美が描けぬか?』 青空文庫
こんな食物は皆一応母達が作ってくれたのに相違なかったが、然しほんとの調理者は眼に見えない処にいた。
— 河井寛次郎 『立春開門』 青空文庫
しかし餘り突飛なものを造る事は出來ないとも考へられるので最後の斷案を下す前に一應母親に相談すると「何れでも好きな方を選ぶがよい。
— ――豐田常務のメツセージ―― 『乘用車發表に際して』 青空文庫