大敗北
だいはいぼく
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文例 · 用例
わしは別に、クリスチャンではないが、しかし日本が聖書の研究もせずに、ただやたらに西洋文明の表面だけを勉強したところに、日本の大敗北の真因があったと思う。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
そうして、日本は大敗北を喫しました。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
二十何年か前の祖国と日本との戦争なども無論知っていそうにもなければ、ロマノフ家の稜威を一朝にして衰えさした、かの大敗北の噂話でもあるいは聞いたこともなかったであろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
明の三十万騎は先ずこれに胆をひしがれて、この戦いに大敗北をするという一条。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
けれどもこの大敗北は同時に革命的諸党と革命的階級にとって極めて有益なる教訓であったし、歴史的弁証法の教訓、全ての政治的闘争を如何にして遂行すべきであるかという事についての理解と技術との教訓であった。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
しかし逆手をつかったことといい、犯罪を目の前にみていて気がつかなかったことと云い、徹頭徹尾私の大敗北ですよ」
— 海野十三 『麻雀殺人事件』 青空文庫
わが本土に近づけば、未完成のベトンを浸透して、国内に侵入し、わが要塞建設を察知すべく、よって直ちに金星へ通信し、金星大軍は、時を移さず、わが本土内に攻め入り、ひいては地球の大敗北を誘致するに到りたるものと想像し得らるるなり。
— 海野十三 『地球要塞』 青空文庫
「そちらの戦闘の様子はどんな風でありますか」 これにたいして、塩田大尉は、敵の大敗北であることを報告したうえ、まだあと一台の敵ロケットがしきりに抵抗していることをつたえました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫