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犬馬の労

けんばのろう
名詞
1
標準
rendering what little service one can
文例 · 用例
天才の奇蹟か、もしくは、犬馬の労か。
太宰治 創作余談 青空文庫
合い憎のことには、私の場合、犬馬の労もなにも、興ざめの言葉で恐縮であるが、人糞の労、汗水流して、やっと書き上げた二百なにがしの頁であった。
太宰治 創作余談 青空文庫
お前は腹の中で心苦しい苦笑いをしながらも、その過分な報償に報ゆるべく益※私から遠ざかって、心にもない犬馬の労を尽しつつ身を終ろうとするのだ。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
「閣下、大阪も結構ですが、神戸にもお出掛けが願へますまいか、つい眼と鼻の先の間でございますから、是非一つ吾々のために犬馬の労が取つて戴きたいもんで……」 居合はす実業家達は、この難かしい漢語を聞くと、また感心したやうに一斉に首を掉つた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
先日の茶話で神戸の山下亀三郎氏が勝田蔵相にうつかり「犬馬の労を取つて欲しい」と言つたといふ事を書いた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
警察は会社のために犬馬の労をとったのだ。
宮本百合子 刻々 青空文庫
犬馬の労を取るつもりです。
豊島与志雄 オランウータン 青空文庫
それもよろしいが、犬馬の労といっても、やはりその、礼儀を守らなければいかんし……そう、そこに帽子があるから、ちょっと、取ってみてくれ給え。
豊島与志雄 オランウータン 青空文庫
作例 · 標準
微力ながら、犬馬の労を厭わずご奉仕させていただきます。
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彼は社長のために、犬馬の労を惜しまず働いた。
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長年の犬馬の労が認められ、ついに彼の努力が報われた。
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