竹根
ちっこん
名詞
標準
文例 · 用例
御者は書巻を腹掛けの衣兜に収め、革紐を附けたる竹根の鞭を執りて、徐かに手綱を捌きつつ身構うるとき、一|輛の人力車ありて南より来たり、疾風のごとく馬車のかたわらを掠めて、瞬く間に一点の黒影となり畢んぬ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
「庭の石竹根が引き拔きにくい。
— 上司小劍 『石川五右衞門の生立』 青空文庫
庭の石竹根が引き拔きにくい。
— 上司小劍 『石川五右衞門の生立』 青空文庫
」「庭の石竹根が引き拔きにくい。
— 上司小劍 『石川五右衞門の生立』 青空文庫
竹根香盒 清客素川(失姓)ノ崎陽ニテ造ル所ロ。
— ※上漁史 『土用干ノ記』 青空文庫
各府県の水害とは洪水に鉱毒が入ってくる点が違うことを切言し、「護岸の竹がこの通り枯死する」といいつつ、風呂敷の中から二尺許りに切った竹根をとり出して示した。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
古い竹根の形をした珍物や、六才の男の子が描いた興味の深い竹の画や、目につく鹿の彫刻等もあり、その彫刻の一つには彫刻家が使用した鑿がぶら下っていた。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫