済会
せいかい
名詞
標準
文例 · 用例
とうとう探しくたびれてしまったところ、ちょうどそのころ今里保育園の仕事に関係していた弘済会の保育部長の田所さんがこの話を聴いて、――というのは、谷口さんも当時今里保育園の仕事に関係していて田所さんと親しかったので、――これは警察に探してもらう方がよかろうと、府の警察部へ話してくれました。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
「止めなくても良いと思うがな」と赤井は言って、暫く深刻な顔をして考え込んでいたが、ふと顔をあげて、「名案があるぞ、共済会へ頼んで家庭教師の口を見つけて貰うんだ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
水難救済会の制服を着た人たちが、右往左往に駆け回るありさまもまざまざと目に映った。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
去年の冬だっけが、そんなパテントの権利も、巨万の財産も海員|擁済会に寄附して、胃癌で死んじゃったが、惜しい人間だったよ。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
「共済会」の基金や「健保」の掛金が何処にどう、誰の利益のために流用されているか。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
渋沢男爵などは、婿の阪谷男が万国経済会議に出掛ける餞別にポケツト論語を贈つたさうだが、あれなども何ういふ気でした事か一寸考へ及ばれない。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
経済会議 その夜は天幕を河原へ張って泊った。
— 海野十三 『火星探険』 青空文庫
つまりここから引返すか、何とか食糧を手に入れて旅行を続けるか、どっちかを決めるんだ」 重大な経済会議が開催された。
— 海野十三 『火星探険』 青空文庫