山鯨
やまくじら
名詞
標準
wild boar meat
文例 · 用例
味覚としての「いき」は「けもの店の山鯨」よりも「永代の白魚」の方向に、「あなごの天麩羅」よりも「目川の田楽」の方向に索めて行かなければならない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
すると外の者等が覗込んで、『ヤマク(山鯨)を持って来た。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
『大井川のくじらは、婦人にしてその味を知るなり』と、言うことからそれは別として山鯨、なめくじら、海豚に至るまで、その漿を舌端に載せてみた。
— 佐藤垢石 『海豚と河豚』 青空文庫
ところで、山鯨のすき焼き、なめくじらの照り焼きなどは大そうおいしいけれど、海豚の肉はどうも感服しかねる。
— 佐藤垢石 『海豚と河豚』 青空文庫
鯨の上肉は到底、山鯨やなめくじらの比じゃない。
— 佐藤垢石 『海豚と河豚』 青空文庫
両国米沢町の権次というのは山鯨十五人前。
— 佐藤垢石 『食指談』 青空文庫
切角の旨い山鯨を取り逃がしてしまう。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
作例 · 標準
猟師が獲ってきた山鯨の肉は、臭みがなく美味だった。
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冬の猟期には、山鯨を使った鍋料理が名物となる。
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山鯨のジビエ料理は、この地方のレストランで人気だ。
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