遊びに来る
あそびにくる
表現動詞-来る
標準
to come and stay
文例 · 用例
彼はズツと離れた郊外にゐたし、彼の友人や知人はみんな市内やまた他の方面の郊外にゐたので、彼は電車賃がないとなれば、誰かが遊びに来るのを待つてゐて、遊びに来た者から借りるか、それとも本を売るかしなければならないのだつた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
「まだ帰ってねえ」 「隠してるんじゃあるめえな」 「いや、本当に居ねえらしい」 吉兵衛、源兵衛に、 「帰って来たら、是非一度俺の家へ遊びに来る様に言って貰い度え」 「はい、承知致しました」 「じゃ爺っつあん、御免なせえ」 「御免下さいまし……」 吉兵衛、一同、共に去って行く。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
……もう、皺だらけのおッ母アのところへ遊びに来る助平爺もあるめえ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
僕は、遊びに来るのです。
— 太宰治 『母』 青空文庫
でもね、日曜は兵が遊びに来るし、それに矢張上に立てば酒位飲まして返すからね自然と私共も忙がしくなる勘定サ。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
その時私が、もし母上に言ったらなお叱られる、おさよさんのとこへ遊びに来るのも内証なんだからと小声で言いましたら、いきなり私を突き離して、なぜ内証で来るの、修さんと私と遊んじゃア悪いの、悪いのならもう来なくってもようござんすよと、こわい顔をして私を睨みつけたのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
その中でも前に住む大工は年ごろが私と同じですし、朝出かける時と、晩帰える時とが大概同じでございますから始終顔を合わせますのでいつか懇意になり、しまいには大工の方からたびたび遊びに来るようになりました。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
私のところへ夜遊びに来ると、きっと酒の香をぷんぷんさせて、いきなり尻をまくってあぐらをかきます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
作例 · 標準
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