何時しか
いつしか
副詞頻度ランク #13023 · 青空 0 例
標準
before one knows
文例 · 用例
そのつぎの夜もつぎの夜もおぼつかなくて、何時しか暁月夜の頃にもなれば、などかくばかり物はおもはする、いとつれなくもあるかなと憎くむ/\猶まつに弱らで一夜を待あかしゝに、ある暁のいとねぶうて、物もおぼえずしばし夢結ぶやうなりしが、耳もと近くその声あやまたず聞えぬ。
— 樋口一葉 『すゞろごと』 青空文庫
何時しか七月も中旬に近くなつた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
霧は何時しか薄らいで來たのか、遠くの低い丘陵や樹木の影が鉛色の空を背にしてうつすりと見えた。
— 南部修太郎 『一兵卒と銃』 青空文庫
船は何時しか埠頭を遠く離れてゐた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
入江に近くにつれて川幅次第に廣く、月は川面に其清光を涵し、左右の堤は次第に遠ざかり、顧れば川上は既に靄にかくれて、舟は何時しか入江に入つて居るのである。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
」 お正の両頬には何時しか涙が静かに流れている。
— 国木田独歩 『恋を恋する人』 青空文庫
そこで彼の權官は首尾よく天下の名石を奪ひ得てこれを案頭に置て日々眺めて居たけれども、噂に聞きし靈妙の働は少しも見せず、雲の湧などいふ不思議を示さないので、何時しか石のことは打忘れ、室の片隅に放擲して置いた。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
更に驚くべきは、彼等が余の名を聞いて、早く既に余を知つて居たことで、余の蕪雑なる文章も、何時しか北海道の思ひもかけぬ地に其読者を得て居たことであつた。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
作例 · 標準
裏庭の金木犀が香り始め、いつしか季節は秋へと移り変わっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
最初はぎこちなかった二人の関係も、いつしか冗談を言い合えるほど親密になっていた。
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毎日練習に打ち込むうちに、いつしか彼はチームに欠かせない選手へと成長した。
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あれほど大きく見えた父の背中を、いつしか私は追い越してしまっていた。
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