穴門
あなもん
名詞
標準
small gate in a mud or stone wall
文例 · 用例
日本書紀では、崇神天皇の御代の末、朝貢の使が穴門(今の長門)に来つたが、天皇崩御後なので、垂仁天皇が父天皇の御名を取つて、任那の国号を賜うたとある。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
此の沙磨に關しては景行紀及び豐後風土記ともに景行天皇の筑紫征伐の際經由したまひし事を記せり、以て其の古代より舟行必由の地たることを見るべしに迎へ奉りて奏せる言の中に、穴門より向津野大濟に至るを東門とし、名籠屋大濟に至るを西門とすとあり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
此伝説と穴門の語とが後人の議論に上つたことは人の知る所である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
〔六、仲哀天皇〕〔后妃と皇子女〕 帶中つ日子の天皇一、穴門の豐浦の宮二また筑紫の訶志比の宮三にましまして、天の下治らしめしき。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
六、仲哀天皇后妃と皇子女 タラシナカツ彦の天皇(仲哀天皇)、穴門の豐浦の宮また筑紫の香椎の宮においでになつて天下をお治めなさいました。
— 現代語譯 古事記 『古事記』 青空文庫
そのために、七年間、天皇は穴門国にとどまったが、そのあいだに何をしたか、すこしも分からない。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
これ、大手一の門二の門三の門、人穴門、水門、間道門の四つの口、すべて一時に護るための手配。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日穴門について考えている。
穴門という言葉は日本語で重要だ。
彼は穴門の意味を理解している。
この文には穴門が含まれている。