つっかい棒
つっかいぼう
名詞
標準
prop
文例 · 用例
とある横町をちょっと山の方へ曲り込んでみると、道に向って倒れかかりそうになったある家に支柱をして、その支柱の脚元を固めるためにまた別のつっかい棒がしてある。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
だから、そのかわりに、かっこうのわるい、二本のつっかい棒を持たなければならないんだよ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
人間は、うまく言いつくろうために、そのつっかい棒のことを、足なんて言っているけどね」 それを聞くと、人魚のお姫さまは、ほっとため息をついて、悲しそうに自分のさかなのしっぽをながめました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
おまえさんは、さかなのしっぽを取っちゃって、そのかわり、人間みたいに、歩くときに使う、二本のつっかい棒がほしいんだろ。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
巡査は顔色を失い、早速部屋の中にあった丸太棒を閂の代りに扉にあてがったり、ありったけの椅子や卓子を扉の内側に積み重ねて入口のつっかい棒にしたりして、自身は佩刀を抜いて身構えたまま生きた心地もなくぶるぶる顫えていたという。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
どうしたのか無気味に大きくふくれた腹の両側にわれわれの小指ぐらいなあと足がつっかい棒のように突っ張っていた。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
それだけのよしあしすら、むこうはわからないものだから、むりに二本、ぶきような、つっかい棒みたいなものを、かわりにつかって、それに足という名をつけて、それでいいつもりでいるのだよ。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
そのおさかなのしっぽなんかどけて、かわりに二本のつっかい棒をくっつけて、人間のようなかっこうであるきたいのだろう。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
作例 · 標準
彼の無礼な態度に、彼女は積もり積もった不満をぶつけ、彼を部屋から突っ返した。
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彼女の懸命な訴えにもかかわらず、上司はプロジェクトへの参加をあっさりと突っ返した。
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試合中、相手の攻撃を巧みにかわし、素早い一撃で反撃して突っ返した。
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