慰留
いりゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
dissuasion (from resigning, leaving, etc.)
文例 · 用例
形ばかりではなく、強く慰留されたが、翻意する気にはなれなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
嫂も百合子も、盛んに慰留しましたが、彼等はどうしても止まろうとは申しません。
— 海野十三 『赤耀館事件の真相』 青空文庫
周囲の者も思いとまるように云い、藩主からも特に慰留の沙汰があったが、彼はどうしても辞意をひるがえさなかった。
— 山本周五郎 『葦は見ていた』 青空文庫
理由をいわず、ただ外交官がイヤになったと、それだけを申し立てましたから、局長から辞表の撤回を慫慂せられ、先輩から説諭され、しまいには次官のところまで連れて行かれて、慰留されました。
— 橘外男 『仁王門』 青空文庫
すでに総代も決って彼等はただちに出発しようとしたが、土地の有志たちに慰留されて、その夜はもう一夜寺の本堂に宿泊した。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
彼は熱心に慰留された。
— 片岡義男 『七月の水玉』 青空文庫
何人かの人から、慰留の話をする席へ、彼は次々に誘い出された。
— 片岡義男 『七月の水玉』 青空文庫
もう辞めるのかよ」 という島崎の反応はすぐに慰留の説得に変わり、昼食のあいだずっと、島崎は北原を慰留し、退職の意志を翻意するよう、説得した。
— 片岡義男 『物のかたちのバラッド』 青空文庫
作例 · 標準
部長は、優秀な部下を慰留するために、昇進と昇給を約束した。
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彼女の退職の意向を知り、会社は必死に慰留に努めた。
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「もう少し考え直してほしい」と、上司は彼の慰留を試みた。
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大学は、著名な教授を慰留するため、特別研究費を支給することを決定した。
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