火盗
かとう
名詞
標準
文例 · 用例
何だって意固地な奴等、放火盗賊、ちょッくらもち、掏摸の兄哥、三枚目のゆすりの肩を持つんでしょう。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
で、月の十日には南北両奉行附|与力同心放火盗賊改方の役々などを一人ずつ私の格として邸に招じ、半刻ほど巷のほこりをかぐのが定例になっている。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
此神職ヨリ火盗除ノ守護札ヲ出セリ云々。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫
然し、その秋から断行された町奉行の、放火盗賊お改めの厳しさは、彼等の仲間にもひどく祟って、二両などと云う金の都合のつく者は一人もなかった。
— 山本周五郎 『お美津簪』 青空文庫