幻辞.com

巡歴

じゅんれき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
itinerancy
文例 · 用例
天路巡歴おれはかんがへるおれの長い歴史からなにをして來たかなにを學問したかなにを見て來たか。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
そしてだんだんとおれは天路を巡歴した異樣な話だがおれはじつさい 獨身者であつた。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
巡歴畫家などが行つて、得意げに包一がどうだの、應擧がどうだの、雅邦がどうだのと説明しても、そこの主人は感服して聽いてゐると思つたら間違ひ――話の途中をもかまはず、思ひ出した樣に番頭に聲をかけ、「おい、店の方へ米五俵とどけたか」と云ふ樣なことを云ひ出す。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
こちらは北海道を巡歴して歸つて來たら、きツと何か一つの事業を握れるだらうと思つてゐるから、その頃になつて、身受けをしてやり、都合によれば、來年は一緒に樺太へ行かうと受け合つた。
斷橋 泡鳴五部作 青空文庫
義雄の放浪的諸計畫も今や殘つてゐるのはただ北海道巡歴といふ問題で、それもその依頼者なる北海メール社の意向がまだ實際には分つてゐない。
斷橋 泡鳴五部作 青空文庫
それが、巡歴旅行から歸つてからは、普通の常識家、健全家の通り、可なり規則正しく寢起きをすることが段々多くなつて來た。
憑き物 泡鳴五部作 青空文庫
彼の『東洋巡歴記』はその死後に、十七世紀の初期に公にされて、廣く歐洲諸國人に愛讀されたが、その内容が如何にも奇怪で、可なり誇張もあるから出版の當初は荒誕なる虚構談として取扱はれ、シエクスピアの如きもピントを世界第一の虚言者と極印を付けて居る。
桑原隲藏 東西交通史上より觀たる日本の開發 青空文庫
されど今日では彼の『東洋巡歴記』の内容は、大體に於て事實と認められて來た。
桑原隲藏 東西交通史上より觀たる日本の開發 青空文庫
作例 · 標準
若き日の情熱的な芸術家は、自らの表現の幅を広げるために、三年をかけてヨーロッパ諸国の美術館を巡歴した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は定年退職後の余生を楽しみ、長年の夢だった日本全国各地の秘湯や名湯を夫婦でゆっくりと巡歴している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
長い巡歴の途中で立ち寄った名もなき小さな村で、彼は運命を大きく変えることになる一人の女性と出会った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview