合邦
がっぽう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
merger (of countries)
文例 · 用例
というのは、文久二年の市村座の五月狂言は「菖蒲合仇討講談」で、合邦ヶ辻に亀山の仇討を綴じあわせたもの。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
その権十郎が今度の狂言では合邦と立場の太平次をするのですから、権ちゃん贔屓は大涎れですが、藤崎さんは少し納まりません。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
きょうの芝居は合邦ヶ辻と亀山と、かたき討の狂言を二膳込みで見せられたせいか、藤崎さんの頭にも「かたき討」という考えが余ほど強くしみ込んでいたらしく、こゝで彼の四人連に再び出逢ったのは、自分の尋ねる仇にめぐり逢ったようにも思われたのです。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
それでも幸いに快方にむかったということで、翌二十四年の一月には鳥越の中村座に出勤して、一番目の「八陣」で主計之助、中幕の「合邦」で俊徳丸、二番目の「忍の惣太」で松若をつとめていたが、舞台の活気はすこしも衰えなかった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
でも「合邦」に稍其に近いものを、玉手の動きから得た。
— 折口信夫 『合邦と新三』 青空文庫
合邦の後段、悲歎に沈めば沈むほど、声の技巧が技巧として、快く奏でられる。
— 折口信夫 『合邦と新三』 青空文庫
合邦は非難はないが、真実味がもつと欲しい。
— 折口信夫 『合邦と新三』 青空文庫
「摂州合邦辻」の合邦住家の段のくどきの一番よい所、所謂さはりの所である。
— 折口信夫 『玉手御前の恋』 青空文庫
作例 · 標準
歴史上、異なる文化を持つ国々が合邦した例は少なくない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
二つの小国が対等な立場で合邦し、新しい連邦国家を形成した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
今回の合邦により、その地域の政治的影響力は大きく変化するだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash