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これと言う

これという
表現連体詞
1
標準
(any) particular
文例 · 用例
処へその姉と称える二十四、五の女が来て、俗用の仏語で若い女を叱るを聴くと、その男はかつて女に会った事のない奴だ、かれこれと言うだけ無駄と知らぬか、商売柄目が利かないにもほどがあるといった。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
恰度一年前の三月十八日にも、私はH市へ行く車中で、やはり貴下の様な立派な大学生と道連れになりましてな、そして貴下と同じ様に、その事に就いて訊ねて頂きましたよ……これと言うのも、きっとホトケ様のお思召なんでしょう……いや、とにかく嬉んでお話いたしましょう。
大阪圭吉 とむらい機関車 青空文庫
処女航海は何事もなく終り、船長も、その試験航海の成績に特にこれと言う異状は認めなかったが、ただ、何うも大洋へ押し出してすこし暴けて来ると、何となく船の安定が悪いように感じて、この第二回の、そして最後の航海に出航する際も、船長は始終ちょっとそれを気にしていたという。
牧逸馬 沈黙の水平線 青空文庫
若し又多少でも僕等の間に不評判になっていたとすれば、それはやはり同室だった菊池寛の言ったように余りに誰にもこれと言うほどの悪感を与えていないことだった。
芥川龍之介 湖南の扇 青空文庫
しかたが無いので「東京から久子さんをたずねて來てこれこれと言うもので」と言う。
三好十郎 肌の匂い 青空文庫
ナイヤガラやシカゴでは別段にこれというチューインガムのエピソードはなかったように記憶するが、これはおそらく、自分の神経がこの脅威に対していくらか麻痺しかけたためであったかもしれない。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
善人で、酒もしいては飲まず、これという道楽もなく、出入交際の人々には義理を堅くしていて、そしてついに不遇で、いつもまごまごして安定の所を得ず今日が日に及んだ翁の運命は、不思議な事としか思えない。
国木田独歩 二老人 青空文庫
別にこれという親類もないようですから、家主や近所の者が寄りあつまって何とか始末をするでしょうよ」と、源次は云った。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
特にこれと言う理由もなく、ただ何となく行きたかっただけだ。
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これと言う解決策が見つからず、会議は暗礁に乗り上げた。
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たくさんの候補の中から、これと言う一台を選ぶのは難しい。
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これと言う(これという) — 幻辞.com