ばっくれる
ばっくれる異読 バックレる・バックれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to feign ignorance
文例 · 用例
おれが何を盗んだ」「しらばっくれるな。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
これまでは末造がしらばっくれると、ついそうかと思ってしまったが、今度は余り強烈な直覚をして、その出来事を目前に見たように感じているので、末造の詞を、なる程そうでもあろうかとは、どうしても思われなかった。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
去年の暮に一度たずねて来て、なにか手文庫の錠前がこわれているから直してくれというので、宿屋に見に行きましたが、あいにく留守で、こっちも忙がしいのでそれぎり行きませんが、その甚右衛門がどうか致しましたか」「白らばっくれるな。
— 雪達磨 『半七捕物帳』 青空文庫
」「えゝ、白ばっくれるな。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
ええ、白ばっくれるな。
— 岡本綺堂 『勘平の死』 青空文庫
真っ直ぐに白状しろ」「へえ、なんでございます」「ええ、白らばっくれるな、てめえの襟っ首にぶらさがっているのはなんだ。
— 熊の死骸 『半七捕物帳』 青空文庫
その生徒は捨吉の顔を覗き込むようにして、「白ばっくれるない」 という声を浴せかけて通った。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
「さアどうですか」と白ばっくれるのに、「どういう意味か、知ってるか」とニヤニヤ皆と目くばせしてから、尋ねます。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
作例 · 標準
「え、なにそれ? 初めて聞いたけど」と彼はしらを切ってばっくれた。
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何度も注意したのに、彼はまた締め切りをばっくれようとしている。
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「いや、僕じゃないよ」と言って、彼は自分の失敗をばっくれた。
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標準
to evade one's responsibilities
作例 · 標準
嫌な仕事を押し付けられそうになったので、うまくばっくれることに成功した。
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友人は約束をばっくれて、連絡もつかなくなった。
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責任をばっくれる人間には、誰も仕事を任せたくないだろう。
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