泥岩
でいがん
名詞
標準
mudstone
文例 · 用例
イギリス海岸には、青白い凝灰質の泥岩が、川に沿ってずいぶん広く露出し、その南のはじに立ちますと、北のはずれに居る人は、小指の先よりもっと小さく見えました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
殊にその泥岩|層は、川の水の増すたんび、奇麗に洗われるものですから、何とも云えず青白くさっぱりしていました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
ですから、生れるから北上の河谷の上流の方にばかり居た私たちにとっては、どうしてもその白い泥岩層をイギリス海岸と呼びたかったのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
その証拠には、第一にその泥岩は、東の北上山地のへりから、西の中央分水嶺の麓まで、一|枚の板のようになってずうっとひろがっていました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
それはあちこちの川の岸や崖の脚には、きっとこの泥岩が顔を出しているのでもわかりましたし、また所々で掘り抜き井戸を穿ったりしますと、じきこの泥岩|層にぶっつかるのでもしれました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
第二に、この泥岩は、粘土と火山灰とまじったもので、しかもその大部分は静かな水の中で沈んだものなことは明らかでした。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
たとえばその岩には沈んでできた縞のあること、木の枝や茎のかけらの埋もれていること、ところどころにいろいろな沼地に生える植物が、もうよほど炭化してはさまっていること、また山の近くには細かい砂利のあること、殊に北上山地のへりには所々この泥岩層の間に砂丘の痕らしいものがはさまっていることなどでした。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
ところがどうも仕方ないことは、私たちのイギリス海岸では、川の水からよほどはなれた処に、半分|石炭に変った大きな木の根株が、その根を泥岩の中に張り、そのみきと枝を軽石の火山礫層に圧し潰されて、ぞろっとならんでいました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
作例 · 標準
この場所の地層は、主に泥岩と砂岩が交互に堆積している。
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泥岩は、泥が固まってできた堆積岩で、細かい粒子から構成されています。
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川辺で見つけた黒っぽい石は、おそらく泥岩の一種だろう。
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