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偏土

へんど
名詞
1
標準
rural areas
文例 · 用例
誰か相客を呼んで下さらんか」「何分にもこの通りの偏土でござりまして……」と、太守は答えた。
宣室志(唐) 中国怪奇小説集 青空文庫
このような偏土に来て、しかもこのような神秘な尼僧院の中で、そして一夜を一つ衾に夢を結んだ生命の恩人である尼僧から、突然懐かしい父の名を耳にしようなどとは夢にも思いがけぬことだった。
海野十三 鍵から抜け出した女 青空文庫
ただわれわれの断定しうる一事は、東北偏土の民間仏教が、もと浄土の念仏ではなくして、真言の念仏であったことである。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
またこれに携わった者が偏土をあるいていたことを意味するかもしれぬ。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
「はい、お名前はお言いはれしめへんどした」「なんぜ、あたしに黙って通したの?
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
「好きだ」「ほな、あて、あした、べにやの※みつおごらせて貰てもかめしめへんどっか」「※みつ……?
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
財布持ったはれしめへんどしたさかい」 小田はにやりと笑って、司法主任の顔を見た。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
けれども、寺田屋には、御寮はん、笑うてはる場合やおへんどっせと口軽なおとみという女中もいた。
織田作之助 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒を離れ、静かな偏土でスローライフを送りたいと願っている。
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長年、偏土の小さな町で教師として働いてきた。
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彼は、大都市よりも、人情味あふれる偏土の暮らしを愛している。
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