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酒盞

しゅさん
名詞
1
標準
文例 · 用例
素百餘を陳ね、瑪瑙の酒盞、水晶の鉢、瑠璃の椀、琥珀の皿、いづれも工の奇なる中國未だ嘗てこれあらず、皆西域より齎す處。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
「王子よ、我の酒盞を爾は受けよ。
横光利一 日輪 青空文庫
」と、兵部の宿禰は傍からいって、馬爪で作った酒盞を長羅の方へ差し延べた。
横光利一 日輪 青空文庫
それは酒盞を片手に持った長羅の父の君長であった。
横光利一 日輪 青空文庫
松明は消えかかったまま酒盞や祝瓮と一緒に飛び廻った。
横光利一 日輪 青空文庫
我とともに我の室へ来りて、酒盞を干せ。
横光利一 日輪 青空文庫
――十人の中九人まで、若しかすれば十人が十人、細君と夕飯を食べるからって三鞭酒を気張りゃあしないことよ」 水色格子服の女性は、若い女のように小指をぴんと伸して三鞭酒盞を摘みあげた。
宮本百合子 三鞭酒 青空文庫
江次第に、「陪膳の女房御酒盞を取る。
土蜘蛛研究 手長と足長 青空文庫