鬼のように
おにのように
表現
標準
very
文例 · 用例
私どもはははあ、あの男はやっぱりどこか足りないな、だから子供らが鬼のようにこわがっているのだと思って遠くから笑って見ていました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
俺の心は悪鬼のように憂鬱に渇いている。
— 梶井基次郎 『桜の樹の下には』 青空文庫
いくらなんにも知らないおせいにも、自分のような貧乏な、無学な、知り合いもないような人間を正妻に迎えるわけがないのは分りきっているのに、しらじらしい顔つきをして、自分の娘をごまかそうとするらしい父が邪慳の鬼のようにも思えた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
それから褞袍に着かえて、チエ子と並んで夕飯のお膳について、何本もお銚子を傾けた父親は、赤鬼のようになりながら大きな声で、今度初めて行った露西亜の話をした。
— 夢野久作 『人の顔』 青空文庫
」声をふるわせて言っている仙之助氏の顔は、冷い青い鬼のように見えた。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
しかし、鰻を焼く匂いにはげしく誘われて、ままよとはいり、餓鬼のように食べた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
ギイギイギイ――ッ……」 青鬼のようになった三好の両眼が、酸漿のように真赤になった……と思ううちに鼻の穴と、唇の両端から血がポタポタと滴たり出した。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
それは南洲が自身で朱筆を入れた珍らしいものじゃったが、その爺が鬼のようになって飛びかかって来る奴を、グッと睨み付けてサッサと持って来た。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
like the devil
作例 · 標準
例句