小気味
こきみ異読 こきび
名詞頻度ランク #40379 · 青空 352 例
標準
sentiment
文例 · 用例
引抜くと、きゅうっきゅうっと小気味の好い音を出す。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
強い紫外線と烈しい低温とに鍛練された高山植物にはどれを見ても小気味のよい緊張の姿がある。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
」 活溌な伝令が、出かける前、命令を復唱した、小気味のよい声を隊長は思い出していた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
引鉄を握りしめると、銃声がして、畝にたかっていた鳩は空中に小気味よく弧を描いて、畠の上に落ちた。
— 黒島伝治 『名勝地帯』 青空文庫
おれという邪魔者がおって、小気味よく断わった。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
十月小春の日の光のどかに照り、小気味よい風がそよそよと吹く。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
相手の酔っぱらいの巻き舌に対して、どっちも負けずに同じような態度と口調で、小気味よくやりとりをしていた。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
しかしその家に近づいた私の眼は私の空想を小気味よく裏切ってくれた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
作例 · 標準
彼の迷いのないバットスイングには、見ている側も小気味の良さを感じる。
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相手の傲慢な態度をはねのける彼女の返答は、実に小気味の良いものだった。
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悪役が最後に見事に成敗される展開に、小気味の良さを覚えた。
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