痘科
とうか
名詞
標準
文例 · 用例
次は抽斎の痘科の師となるべき人である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
この年三月独美は躋寿館で痘科を講ずることになって、二百俵を給せられた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
躋寿館には独美のために始て痘科の講座が置かれたのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
それは抽斎の痘科の師となるべき池田|京水である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
そこで抽斎も、一般医学を蘭軒に受けた後、特に痘科を京水に学ぶことになった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
著述の考うべきものにも、『痘科挙要』二巻、『痘科|鍵会通』一巻、『痘科|鍵私衡』五巻、抽斎をして筆授せしめた『護痘要法』一巻がある。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
戴曼公はまた痘科を池田|嵩山に授けた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
榛軒がしほに生ませた女かえは、一時池田京水の次男|全安を迎えて夫としていたが、全安が広く内科を究めずに、痘科と唖科とに偏するというを以て、榛軒が全安を京水の許に還したそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫