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戸数割り

こすうわり
名詞
1
標準
文例 · 用例
そういう人々が村会議員になり勝手に戸数割をきめているのだ。
黒島傳治 電報 青空文庫
税で動けぬ上に寺へ年一二包ずつ戸数割で米だの綿その他を納めなければならない。
宮本百合子 だるまや百貨店 青空文庫
この節の暮しになっても、戸数割は元と同じだし、どの年よりも「仏壇さんを売らんうちは」と、見栄をはりあっているのであった。
宮本百合子 だるまや百貨店 青空文庫
もう十年来どこの家でも戸数割の納め高は同じであつた。
田畑修一郎 医師高間房一氏 青空文庫
彼の家の前を通る大抵の人は彼より少い戸数割を納めてゐた。
田畑修一郎 医師高間房一氏 青空文庫
従来市町村税として、と云うのは要するに農村に於てということだが、一億三千万円に上る戸数割が課せられていたが、今回夫が思い切って廃税になった。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
そういう興味とは関係なく、戸数割のなくなったことは、農民の「生活安定」から云って、全く大いに喜ぶべきことなのである。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫
尤もこの戸数割なるものは、恐らく最近では極めて納入不良な市町村税であったろうから、実際上は大して農民生活の安定や負担軽減にはならぬかも知らぬが、役場の吏員が執達吏代りに喚いて歩く必要の類は、之によって軽減されるだろう。
戸坂潤 現代日本の思想対立 青空文庫