花甘藍
はなかんらん
名詞
標準
文例 · 用例
まんなかをカンナとコキア、観葉種です、それから花甘藍と、あとはキャンデタフトのライラックと白で模様をとったりいろいろします。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
しかし山頂から視角にしてほぼ十度ぐらいから以上の空はよく晴れていたから、今に噴煙の頭が出現するだろうと思ってしばらく注意して見守っていると、まもなく特徴ある花甘藍形の噴煙の円頂が山をおおう雲帽の上にもくもくと沸き上がって、それが見る見る威勢よく直上して行った。
— 寺田寅彦 『小爆発二件』 青空文庫
△藤岡一氏――『マンドリン』『花甘藍』と題をつけるのはあまりにシャバ気がある、無題とまで徹底できなかつたら、かうしたコラージュ的な仕事を廃した方がいい。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
それから、忘れもしない、長いまをおいて(その合間合間に私たちは果実酒を飲んでいた)、鳩の肉汁が、臓物が、焙った仔豚が出、鴨、鷓鴣、花甘藍、クリーム入りのまんじゅう、ミルクをかけた凝乳、ジェリー、そして最後にジャムつきの薄焼がでた。
— ЖЕНА 『妻』 青空文庫