此方
こなた異読 こんた
名詞
標準
this way
文例 · 用例
その沖の可なり此方と思はれるあたりに、海の中からマストがのぞいてゐる。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
――あら今お隣の窓から、若い男の人が此方みて嗤つてたわ、あたしたちの話を聞きやしなかつたかしら。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
「……フン、そりや彼奴の云ふのにも本当はある――」「けれどもだ、……けれどもそれでは此方が困る……」 そこへ、「何方にも一理ある場合は親の方を子は聴入れなくつちやァ不可ない」といふ、常々云つてる言葉が飜然浮ぶと、彼は解決を得た喜びに敷居の辺りを意気ある眼で睨んだ。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
「他のことなら此方から訊いたつてロク/\答へない男が、自分の好きなことならあんなに訊かない先に答へるんだ」と兄は思つた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
――耕二はそのガシヤガシヤの手を襖の把手に手を掛けた儘、此方を向いて口をムツチリさせてゐた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
見舞の人達が此方を見てゐたので私は大変気持が悪かつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
私は病室の人達が此方の話を聞いてゐると思つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
あれたちは内に用事があるわけぢやなし、此方が考へる程……」「いつたい何の用で来たの」 彼は分り切つてるのに、母をねぎらひたい気持から訊ねてみた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
作例 · 標準
「此方へどうぞ」と、彼は手で招いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
此方へおいでください、道は険しいです。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
門番は「此方からお通りください」と指示した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
the person in question
作例 · 標準
「此方には後ほどお話しいたします」と、彼はその場を離れた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
此方のお気持ちも考えてあげてください。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
先生は「此方はまだ幼いから」と、彼の行動を大目に見る傾向がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
since (a time in the past)
作例 · 標準
此方久しくお目にかかっておりません。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
此方、何事も変わりなく過ごしております。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
此方の出来事以来、彼は人が変わったようだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
me
作例 · 標準
「此方にはまだ早うございます」と、彼女は恥ずかしそうに言った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
殿様、此方にお任せくだされば安心です。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
此方が心を込めて作ったものですから、どうかお召し上がりください。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
you
作例 · 標準
此方様のご意見を伺ってもよろしいでしょうか?
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「此方は一体誰だ?」と、門番が問い詰めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
此方にとっては、それが一番の喜びです。
幻辭AI · gemini-2.5-flash