噂通り
うわさどおり
副詞名詞-の形容詞
標準
as rumored
文例 · 用例
正木校長は世間の噂通りに判らず屋の無能だし、その蔭に隠れてにや/\笑つてゐる大村|西崖が、美術界切つての策士であるのは誰も知つてゐる。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
鼓村氏は年中貧乏で、どこの町へ住むでも家主に苦い顔を見せられ通しだつたので、天国が噂通り結構なところなら、今の内に一つ立派な家を予約して置きたかつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
「いや、すつかり噂通りで、まつたく恐れ入りました。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
「では都の噂通り、あの松浦の佐用姫のように、御別れを御惜しみなすったのですか?
— 芥川龍之介 『俊寛』 青空文庫
その辺の川底に、まだ、潜ってるかも知れんよ」 女狩は、人々の話を聞きながら(噂通りに、大変な奴だ) と、思った。
— 直木三十五 『三人の相馬大作』 青空文庫
湯の設備もすこぶるいいといふことであつたが、噂通りに湯も美しかつた。
— 吉田絃二郎 『八月の霧島』 青空文庫
本所・深川は噂通りの全滅で、今もって到るところに死体が横たわっている。
— 喜田貞吉 『震災日誌』 青空文庫
例えば友田に会う事は出来たのですが、彼から知り得た事はまず第一に小田夫妻の平常で、之は世上の噂通り極めて冷く見えたそうです。
— 浜尾四郎 『彼が殺したか』 青空文庫
作例 · 標準
例句