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にちゃにちゃ

にちゃにちゃ
副詞-と動詞-サ変名詞副詞
1
標準
slimy
文例 · 用例
タネリはとうとう、叩いた蔓を一|束もって、口でもにちゃにちゃ噛みながら、そっちの方へ飛びだしました。
宮沢賢治 タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった 青空文庫
それから思い出したように、あの藤蔓を、また五六ぺんにちゃにちゃ噛みました。
宮沢賢治 タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった 青空文庫
そこで仕方なく、首をまげたまま、また藤蔓を一つまみとって、にちゃにちゃ噛みはじめながら、かれ草をあるいて行きました。
宮沢賢治 タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった 青空文庫
そしてさびしそうに、また藤の蔓を一つまみとって、にちゃにちゃと噛みはじめました。
宮沢賢治 タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった 青空文庫
私はかの二重底から数多の仲間と甲板に這い出して、油照りに横から照りつける午後の日を船橋の影によけながら、古ペンキや赤※でにちゃにちゃと油ぎって汚れた金槌を拭いにかかった。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
三日分くらいの食料を持参して来たのだが、何せ夏の暑いさいちゅうなので、にぎりめしが皆くさりかけて、めし粒が納豆のように糸をひいて、口にいれてもにちゃにちゃしてとても嚥下することが出来ぬ。
太宰治 十五年間 青空文庫
おにぎりは三日分くらい用意して来たのですが、ひどい暑気のために、ごはん粒が納豆のように糸をひいて、口に入れて噛んでもにちゃにちゃして、とても嚥み込む事が出来ない有様になって来ました。
太宰治 たずねびと 青空文庫
わたくしは今立っている小川の縁の道の赤土が、昼過ぎの陽に照され、にちゃにちゃして茜色の雲を踏んで立っているような気持のするのに、眼の前一面に実のり倒れた金色の稲田を見渡して跼蹐んだ気持は何もかも何処かへ持って行かれました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
梅雨の時期になると、床がにちゃにちゃして不快なことが多い。
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子供が食べたお菓子のカスで、テーブルの上がにちゃにちゃになっている。
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古い漫画本を久しぶりに開いたら、ページが湿気でにちゃにちゃしていた。
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