なすって
なすって
表現
標準
doing
文例 · 用例
石松、外へ向って次郎長に、 「御貸元、汚ねえ処で御座いますが、さッどうかお入んなすって……」 「あら兄さん、お客様なの」 次郎長、入って来る。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
御貸元、さ、どうかお上んなすっておくんなせえ」 「じゃ御免なすってお呉んなせえ」 ふと次郎長の傷に気が付いた石松、 「そうだ、傷の手当をしなくっちゃならねェ……父っつあん傷薬は何処に有ったっけ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
「いらっしゃいませ」 「御免なすって……石松つあんのお宅はこちらで御座いますか」 「あの……兄さん今一寸留守なんですけど」 「へえ儂は駿河の清水港の次郎長の身内、大瀬半五郎と申します」 「お父っつあん、お父っつあん」 とお静、奥へ呼ぶ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
先日、手前共親分が石松つあんに色々御厄介に相成りましたそうで、親分に代りまして厚くお礼申し上げます」 と菓子包か何かを差し出して、 「失礼で御座いますが、どうかお納めなすって……」 源兵衛、考え込んでいる。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
へえ御免なすって……」 と出て行かんとした半五郎、何かを思い出したか、引っ返して源兵衛の顔をしげしげと見る。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
保養をなすって、それから為事におかかりなさるが好いわ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
三日ばかりお前さんが顔を見せないもんだから、心配をなすってね。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
)どうぞお掛けなすって。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
作例 · 標準
「そちら様は何をなすってらっしゃるのですか?」と尋ねられた。
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先生は生徒たちに「もっと丁寧に字をなすって」と指導した。
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「もしよろしければ、この作業を手伝ってなすってくださいませんか?」とお願いした。
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