広博
こうはく
名詞形容動詞
標準
vast knowledge
文例 · 用例
しかし残念な事にこの時には流石に謹厳剛直の国家的代表者、八代大将閣下も、武谷広博士も完全に伸びてしまっていた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
げに広博深遠なる知識の所有者なりしヨブは、最後にその知識を悉くエホバの前に投げ出して、「我は罪人なり」との痛切なる叫びを発したのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
『大宝広博秘密陀羅尼経』には、随心陀羅尼を五万遍誦せば、迦は、笑面黄白色の身相、人意を悦ばしむと見ゆ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
寛斎は枳園が寿蔵碑の後に書して、「余少時曾在先生之門、能知其為人、且学之広博、因窃録先生之言行及字学医学之諸説、別為小冊子」といっている。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
『吾妻鏡』には畠山重忠が狭少の葛岡郡(後玉造郡の一部)を与えられ、葛西清重が伊沢・磐井・牡鹿郡以下、数ヵ所を拝領したとあるほかには、千葉介最もこれを拝領すといい、重忠の傍輩皆数ヵ所広博の恩に預るとあるのみで、その地名を明記したものがない。
— 喜田貞吉 『奥州における御館藤原氏』 青空文庫
『竹取物語』が、そのはじめの動機を、『万葉集』巻十六に見ゆる説話より、出でしことは、云うまでも無く、その竹の中より、美しき女を得たりとの一条は、思には『大宝広博楼閣経』に、昔三仙人の死せし所に、三つの竹生じ、十個月の後自ら裂けしに、其中に各々一個の童子ありたりと云えるに、基きしなる可し。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
契冲は竹から童子の生まれる話が『大宝広博楼閣経』と『後漢書西南夷伝』とに存するのを指摘して、その影響を推測しているが、たといその影響があったとしても、それは古来の竹取の翁の物語に結びつき、そうして平安朝の詩人の空想のるつぼに鎔かされたものであったろう。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
末広博士によると、この魚が深海から波打際まで泳いで来たとすれば、地震の起こる前に棲息場所を去っていなければならない。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
作例 · 標準
彼は広博な知識を持つ、尊敬される学者だ。
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その教授の広博な学識には、いつも感銘を受ける。
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広博な読書を通じて、知見を深めた。
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