何にでも
なんにでも異読 なににでも
副詞
標準
everything
文例 · 用例
さうと知つてゐたら、おれは、狸汁にでも何にでも、なつてやつたのに。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
一つは何にでも徹底的な性情のせゐもあらう。
— 南部修太郎 『阿片の味』 青空文庫
ところが、大々的に、何にでも手を出している人間は、取りこむだけのものは取りこんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
いったい日本に於いて、この「愛」という字をやたらに何にでもくっつけて、そうしてそれをどこやら文化的な高尚なものみたいな概念にでっち上げる傾きがあるようで、(そもそも私は「文化」という言葉がきらいである。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
鬼にでも、魔にでも、蛇体にでも、何にでもなって見せてよ、芸人ですもの。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
一番初めに見えたのは、自分のうちに一番兄さんのアアと二番目の兄さんのサアが寝ている枕元に最前の魔法使いのお婆さんがあらわれて、アアには何にでもあたる鉄砲をやり、サアには何でも斬れる刀をやっているところです。
— 香倶土三鳥(夢野久作) 『雨ふり坊主・先生の眼玉に・奇妙な遠眼鏡』 青空文庫
けれどももしお前がイヤだと云うのなら、おれは何にでもあたる鉄砲を持っているから、ここからお前を狙って打ち殺してしまうぞ」 この手紙を見た弟のサアは大層怒りました。
— 香倶土三鳥(夢野久作) 『雨ふり坊主・先生の眼玉に・奇妙な遠眼鏡』 青空文庫
何にでも極度に好き嫌ひをつけるYは、自分の息子兄弟にもそれをした。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
作例 · 標準
彼は好奇心が旺盛で、何にでも首を突っ込みたがる。
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この調味料は万能で、肉料理から魚料理まで何にでも合う。
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幼い頃の彼は、何にでも「どうして?」と尋ねる子供だった。
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