屁とも思わない
へともおもわない
表現形容詞
標準
not give a damn
文例 · 用例
そこで彼は「瘤のような腕力のすぐれた、県の役人など屁とも思わない……云々」という瘤礼讃の根拠を想い出した。
— 犬田卯 『瘤』 青空文庫
いばられたこと位は屁とも思わないが、上の者ほど仕事をしない(軍隊ばかりでなく、役所でもどこでもそうだ)日本の習慣は、ある階級に達した者が自分で仕事をすると、何だあの野郎はチョコマカして威厳がないという非難を引き起すのだった。
— ある新聞記者の見た敗戦 『比島投降記』 青空文庫
十手や捕縄を屁とも思わない爺イでしたよ」 ガラッ八はそんな事を言いながら、鼻の頭を撫で上げるのでした。
— 黒い巾着 『銭形平次捕物控』 青空文庫
もっとも年嵩と言っても、二十一の脂の乗り切ったところだ」「――」「そのお半はまた、腰抜け彌八なんかを屁とも思わないから、次には、お六に乗り移り、それからお房に変り、近頃は一番綺麗なお萩の御機嫌取に夢中だ」「豪傑だね、その男は」「岩見重太郎だって、こう臆面もなくは行きませんよ。
— 腰抜け彌八 『銭形平次捕物控』 青空文庫
――ところで、六人の女のうち、お前にチヤホヤするのは誰だ」「そんなのはありゃしませんよ――少し口惜しいが」「岡っ引きを屁とも思わないわけだな」「もっとも、内儀のお余野は別ですよ。
— 腰抜け彌八 『銭形平次捕物控』 青空文庫
笠森仙太郎は幸運を掴むためには、他人の迷惑などは物の数とも思わなかったのですが、丹波丹六は一歩進んで、自分の地位を築き上げるためには他人を陥入れる位のことは、まことに――尾籠な譬で恐縮ですが、――屁とも思わないといった、冷酷無残な性格の持主でした。
— 運命の釦 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
作例 · 標準
周囲からの冷たい視線など、信念を貫く彼女にとっては屁とも思わないことだった。
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ネット上の匿名の誹謗中傷なんて屁とも思わない強靭なメンタルを彼は持っている。
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どんなに厳しい罰則を設けても、ルール違反を屁とも思わない人間には全く効果がない。
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