御飾り
おかざり
名詞
標準
decorations
文例 · 用例
『厳神鈔』に「日吉と申すは七日天にて御す故なり、日吉の葵、加茂の桂と申す事も、葵は日の精霊故に葵を以て御飾りとし、加茂は月天にて御す故に桂を以て御飾りとす」など、日吉の名義定説なきも、何か日の崇拝に関係ある文字とは判る。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
すると北向きの格子戸が、軒さきの御飾りを透せている、――そこにひどく顔色の悪い、眼鏡をかけた女が一人、余り新しくない肩掛をしたまま、俯向き勝に佇んでいた。
— 芥川龍之介 『奇怪な再会』 青空文庫
お姫さまは、そんなおかざりなどは、どんなにはらい落してしまいたかったかしれません。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
それに、自分のからだのおかざりが、なにかなくなりはしないかと、それはそれは心配でした。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『モミの木』 青空文庫
それは金貨でおかざりがしてあって、むすこには、たいへんちょうほうなものでした。
— DEN FLYVENDE KOFFERT 『ひこうかばん』 青空文庫
召使たちについて、お嬢さんたちも出てきて、もみの木のおかざりを、はじめました。
— GRANTRAEET 『もみの木』 青空文庫
やがて大広間にはいると、おかざりしたテーブルの上に、りっぱなごちそうがならんでいました。
— またの名 長ぐつをはいた猫 『猫吉親方』 青空文庫
それから、だんなさまのところのクリスマスのおかざりの、金いろのクルミをすこしとつておいてください。
— アントン・チエーホフ Anton Chehov 『てがみ』 青空文庫
作例 · 標準
例句