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皎々

きょうきょう
形容詞-たる副詞-と
1
標準
bright (esp. of the moon)
文例 · 用例
城の石垣に大きな電灯がついていて、後ろの木々に皎々と照っている。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
茫となって、辻に立って、前夜の雨を怨めしく、空を仰ぐ、と皎々として澄渡って、銀河一帯、近い山の端から玉の橋を町家の屋根へ投げ懸ける。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
月は皎々として眞晝かと疑ふばかり、原は一面蒼海で凪ぎたる景色。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
月は皎々として眞晝かと疑ふばかり、原は一面蒼海が凪ぎたる景色。
泉鏡太郎 一席話 青空文庫
それが枯れ立ち、倒れ伏す、河岸、入江に、わけて寒月の光り冴えて、剃刀の刃の如くこぼるゝ時、大空は遙に蘆葦雜草の八萬坪を透通つて、洲崎の海、永代浦から、蒼波品川に連つて、皎々として凍る時よ。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
たゞ大空には皎々とした月が冴え渡つて、もう夜霧が降りたのでせう、近所のトタン屋根も往来の地面も湿れたやうに白く光つてゐました。
岡本綺堂 赤い杭 青空文庫
雪の下は都会めかしたアスファルトで、その上を昼間は走る亀ノ井バスの女車掌が言うとおり「別府の道頓堀でございます」から、土産物屋、洋品屋、飲食店など殆んど軒並みに皎々と明るかった。
織田作之助 雪の夜 青空文庫
氷のような月が皎々と冴えながら、山気が霧に凝って包みます。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
作例 · 標準
雲ひとつない秋の夜空に、皎々たる月が浮かび上がり、湖面を銀色に照らしている。
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皎々と輝く月明かりを頼りに、懐中電灯を消して夜の田舎道を静かに歩き続けた。
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「見て、今夜の月は本当に皎々としていて、周りの星が霞んで見えちゃうね」
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