風雷
ふうらい
名詞
標準
文例 · 用例
名代の雷門はこれで焼け落ちましたが、誰か殊勝な人があったと見え、風雷神の身体は持ち出すことは出来なかったが、御首だけは持って逃げました。
— 浅草の大火のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
まず寛正の六年秋には、忘れも致しません九月十三日の夜|亥の刻ごろ、その大いさ七八|尺もあろうかと見える赤い光り物が、坤方より艮方へ、風雷のように飛び渡って、虚空は鳴動、地軸も揺るがんばかりの凄まじさでございました。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
まづ寛正の六年秋には、忘れも致しません九月十三日の夜|亥の刻ごろ、その大いさ七八|尺もあらうかと見える赤い光り物が、坤方より艮方へ、風雷のやうに飛び渡つて、虚空は鳴動、地軸も揺るがんばかりの凄まじさでございました。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
○神去玉ひしのち水旱風雷の天|変しば/\ありて人の心安からず。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
しかるを 菅神の恨み玉はざりしは配所の詩哥にてもしらる、 菅神はうらみ玉はずとも賢徳忠臣の冤謫を天のいきどほりて水旱風雷の異変、讒者奸人の死亡ありしならん。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
すると、たちまち、一陣の風雷、天地を震動して木も砂礫も人も、中天へ吹きあげられるかとおぼえた時、一方の山峡の頂に、陣鼓を鳴らし、銅鑼を打ちとどろかせて、 ――わあっ。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
困シテ荊襄ヲ守ルスデニ数年眼前|空シク旧山川ニ対ス蛟龍豈コレ池中ノ物ナランヤ臥シテ風雷ヲ聴キ飛ンデ天ニ上ル「……?
— 孔明の巻 『三国志』 青空文庫